「幽幻道士」ファンの皆さんへ
幽幻道士 本編
「来来キョンシーズ」を見ているんですが、チビクロがちょっと面倒くさい…。
というか、父親が凶暴化したり、霊魂がやってこなかったのは、チビクロのせいじゃないのか?
「幽幻道士」で親方がキョンシーに影を踏まれたりしたのも、元はと言えば弟子の子供達がお札を剥がしたからなんだよなぁ…。
他にも、マンホールの穴に落としたりしなかったら、序盤に出てきたあのキョンシーが暴れる事も無かっただろうし、自分としては、もっとあいつらに反省しろといいたい気分ですが、コメディ(らしい)ホラー映画ですからねぇ。
▼幽幻道士
製作年:1986年
製作国:台湾
原題:「殭屍小子」
チビクロ、スイカ頭、デッパ、チビトラを連れている大道芸人の親方が、キョンシーに影を踏まれて不幸になり、そのままキョンシーになってしまうという、幽幻道士シリーズ第一作目。
特殊霊魂の真似とか、昔はやってたなぁ…。
▼幽幻道士2
製作年:1987年
製作国:台湾
原題:「哈囉殭屍」
キョンシーとなった親方を故郷に埋葬するため、馬車を走らせていた金おじいさん達。
しかし、ベビーキョンシーに棺の封印を解かれてしまい、親方キョンシーが更に凶暴になってしまう。
強くなった親方キョンシーには、特殊霊魂達でも敵わない。
この作品のラストシーンは感動モノでしたね。
スイカ頭「親方ーっ!一緒に逝きまーすっ!」
テンテン「スイカ頭ー!」
と、テンテンが泣きながら叫ぶシーンは、今でも容易に思い出されます。
幽幻道士シリーズ第二作目。
▼幽幻道士3
製作年:1988年
製作国:台湾
マーボー婆さん、セイテンモンさん、ムササビ道士が登場し、八卦将軍で勝負が決まる作品。
子供の頃、フルメタルキョンシーとバンボロキョンシー、親方キョンシーはどいつが一番強いんだ?とかで、真面目に悩んでましたよ。
フルメタルキョンシーのガシャン!ガシャン!という音は、とにかく強そうな感じがしてましたからね。
ウィキを見て知ったんですが、いつの間にかいなくなっていたチビトラとデッパですが、どこに行ったのかと思っていたら、実は法術の修行の為に、旅に出されていたんですね。
幽幻道士シリーズ第三作目。
▼幽幻道士4
製作年:1988年
製作国:台湾
原題:「孩子王」
これは自分が大人になるまで知らなかった事なのですが、昔は「大人になったテンテン」の役をしていた方を見て「テンテン、大きくなったら可愛くなくなったなぁ…」とか思ってしまってましたよ(笑)
テンテンの父親は、セイリュウと呼ばれている、見た感じ来来!キョンシーズに登場する「コウウン」さんな感じの人です。
この映画では、親方キョンシーとは別の、孤児を連れている大道芸人の親方が登場します。
(お姉さんの方の女の子が、超可愛かった)
「赤とんぼ」「あぶらむし」の歌が懐かしい。
幽幻道士シリーズ第四作目。
幽幻道士 外伝
▼来来!キョンシーズ
製作年:1988年
TBSが出資して、台湾で製作されたテレビドラマ
あらすじとしては、チビクロのお父さんが死んでしまったので、キョンシーになって街に戻ってくるという手紙が長三道士から届く。
チビクロのお父さんは大きな悔いを残してこの世を去ったとされ、そのせいで、なんと目を閉じない。
金おじいさんの法術も効かず、色々あってキングキョンシーに…。
キングキョンシー=キョンシーの王様?
絶対違うんでしょうが、子供の頃は普通にそう思っていたので、王様という事は一番強いのかなぁとか思ってた。
▼来来!キョンシーズには、↑のキングキョンシーが出る話と、コウモリ道士やバンボロキョンシー、海賊キョンシーが登場する回があります。
第一回 幽幻道士登場!
第二回 真昼のベビーキョンシー
第三回 地獄のキングキョンシー
第四回 霊魂"フィフィー”登場!
第五回 チビクロ・キョンシーか?
第六回 戦え!テンテン道士軍団
第七回 悪漢コウモリ道士出現!
第八回 テンテンたちと海賊キョンシーの友情!?
第九回 仙人・ジジ助現る!
最終回 幽幻道士たちの旅立ち
バンボロキョンシーはメッチャ怖く、グレートバンボロキョンシーは、もっと怖いです。
ぶっちゃけ、霊幻道士と幽幻道士、はたまたそれ以外のキョンシーも全部含めて、一番強いキョンシーは誰になるのか、ちょっと戦ってみてほしいとは、自分以外もきっと思っていたはず。
実は、たろさんのキョンシーブログに 「キョンシーの強さランキング!!」 という記事がありましたので、こちらも参考までにご紹介させて頂きます。
ちなみに、自分としては親方キョンシーはかなり強いとは思うものの、一番とは思っていません。
フルメタルキョンシーの「ガシャン、ガシャン」ていうのもなんか強そうな響きだし、「親方」よりも「キング」とか「グレートバンボロ」の方が絶対強そうな感じじゃありません?
▼霊幻少女~帰ってきたテンテン
製作年:1992年
製作国:台湾
上映時間:95分
「霊幻」と書いてあるも、実際は「幽幻道士」の最終作として位置づけられている作品。
TVで昔見た時は、お昼から16時くらいまでの間にやってた気がするんですが、その時は久しぶりにTVで金おじいさんやテンテンが出ててビックリしましたよ。
同じ幽幻道士のシリーズとして登場するのは、「テンテン」「金おじいさん」「トンボ」になります。
「まるちゃん」という女性も出てきますが、自分はあんまり好きではないんですよね…。
最後に登場する敵のボスが、昔金おじいさんの兄弟弟子だったというクマラという奴で、肩書きが「魔教主」という何やら偉そうな感じの、服装を見ると男か女かよく分からん奴。
しかし、魔教主クマラが登場するキッカケは、テンテンが金おじいさんに使ってはいけないと言われていた法術を使ってしまった事が原因らしいので、という事はテンテンが禁を破らなければ、クマラ達はやってこなかった…?
でもまぁ、陰界と陽界をさ迷う、蘭姫を成仏させてあげたいというテンテンの気持ちは理解出来ますし、クマラは金おじいさんに恨みを持っていたみたいだから、いずれはやってきたのかもしれませんが、当時初めてTVで見た時は、テンテンのせいで皆死んじゃったんじゃないのか?と思ってしまったものです。
キョンシーも殆ど出てきませんし、最後まで見ると無性に続きが気になってしまう映画なのですが、この記事を書きながら今 ウィキ を見てみると、やっぱり続編が作られる予定ではあったみたいですね。
その続編をもってシリーズの完結となるらしかったのですが、その前に制作会社が倒産されてしまうという悲しい事になってしまったみたいなので、結果的にはこれが最終作となるそうです。
Youtube動画「霊幻少女OP」
Youtube動画「霊幻少女吹き替え」
Youtube動画「霊験少女 帰ってきたテンテン 続編の真実」