卒業式の後君は

廃校アンソロジー『卒業式の後君は』



卒業式の後 君は
作者様：ホームページ、ホームページ（同人）、Twitter

◆概要
廃校になった中学。
最後の卒業式の翌日を舞台にした小説アンソロ。

◆サークルスペース
『さ37a』

「granat」さんは、コミティア108のノベルゲーム部に
参加されています。

◆この制作者様の作品
├すり替えられた果実の破片
├卒業式の後 君は - インタビュー掲載！
└薄明のアジール Dusk Asylum


【管理人の一言】
2014年5月5日(月) 開催！
コミティア108に参加される「granat」さんのご紹介ヾ(*´∀｀*)ﾉ
ちなみにではありますが、↑のホームページを見て頂けますと
granatさんの仕事リストが見れますので、
それを見ると、granatさんがどれだけ凄い方なのかが
伺えると思います♪
（あくまで僕基準ですよ？）

■2014年5月7日(水)

同人サークル「granat」様のインタビュー記事を
掲載させて頂きましたヾ(*´∀｀*)ﾉ


【質問】
小説の執筆期間について教えて下さい。

【回答】
内廃校アンソロは何人かの参加者で書いているものなので、
館山の担当した短編全てを書き終わるのに
正味十日くらいでしょうか。
むしろそれ以外のコンセプト部分の方に時間がかかりました。


【質問】
執筆にあたって、途中困った事、問題等はありましたか？

【回答】
廃校アンソロは複数の参加者さんが同じ舞台で、
自分の執筆キャラの関係者を他の参加者さんが執筆するという
イレギュラーな形を採っています。
その整合性を他の参加者さんにも
調整してもらう必要があったことです。


【質問】
この小説を書こうと思われたきっかけはなんでしょうか？

【回答】
フォロワーさん関係で面白いアンソロ企画がいくつも立っていて、
自分も一度くらいはやってみたいなあと思ったのがきっかけです。
アホほど分岐の多いテキストアドベンチャーを作るのが好きなので、
そういう自分のスキル、趣味を活かした形で企画を立てました。
限界までハードルを上げた企画だったので、
一度やって満足しました。


【質問】
作者様は、ゲーム・小説に関する活動を始められてから、
どのくらいになられますでしょうか？

【回答】
ノベライズ小説でデビューしたのが1998年です。
ゲームシナリオに関しては開発期間がそれぞれ違うので、
大体2000年前後といったところです。
同人ゲームに関しては2009年が最初のリリースです。


【質問】
ゲームを作ったり小説を書くのは楽しいでしょうか？

【回答】
楽しくなくてやるには、
ゲーム制作も小説執筆も手間がかかりすぎると思います。


【質問】
ゲームを作ったり小説を書くのは、やっぱり難しいでしょうか？

【回答】
難しいかどうかは内容によると思います。


【質問】
執筆の上で、最低限必要な能力を挙げるとすれば
どんな事が考えられますか？

【回答】
文字を大量に読む、書く（キーボードを打つ）
ことが苦にならないこと。


【質問】
執筆において、使用されているツール・ソフト等があれば
教えて頂けましたら幸いです。

【回答】
秀丸。昔から使っているので
自分のやりやすい環境にカスタマイズして使用しています。


【質問】
執筆にあたり、気をつけておかないとまずいものを
３つ挙げるとすれば何になりますでしょうか？
（個人的な感想で結構ですので）

【回答】
整合性チェック。体力。眼精疲労。


【質問】
これから物書きになりたいと思ったら、
まず何から始めれば良いでしょうか？

【回答】
大量に本を読む。大量に活字媒体でない物語に触れる。
自分という人間がどんな考えでいるのかを知る。


【質問】
小説、同人の世界は、今後どうなっていくと思われますか？

【回答】
やろうと思えばどれだけでも面白いことができるので、
新しい形でいろんな物語が出てくると思います。


【質問】
小説、同人ゲームで好きな作品があれば教えて下さい。

【回答】
小説は多すぎて選べません。
同人ゲームは7-FIELDさんの『薄鈍アドベント』、
silvervineさんの唄シリーズ、
鶏唐雑炊さんの『白い小人』を今日は思い出しました。
（その日の気分で変わります）


【質問】
ライバル、目標にされている方やサークルはありますか？

【回答】
小説の方ではそういうことを思ったりしないです。
ゲームの方は「こんなゲームを作りたい」と夢見たのが
『街』『428 ?封鎖された渋谷で?』などの作品だったので、
チュンソフトを目標にしています。


【質問】
作者様の1日について教えて下さい。

【回答】
基本はひたすらＰＣ前での作業です。
ほぼ全ての仕事、同人についてＰＣ前で作業が終わります。


【質問】
作者様の夢、目標等がありましたら、教えて頂けましたら幸いです。

【回答】
自分の読みたい小説、プレイしたいゲームをもっと作りたいです。


【質問】
小説において、同人とプロの違いについて
何か少しでもお教え頂けましたら幸いです。

【回答】
プロは『発注先の意向』によって
自分の望んでいない要素を入れた時にも、
自分がやりたくてやりたくて堪らないことをしている
責任を取らされる世界です。
同人の場合『発注先の意向』に該当するのは自分の意志だけです。


【質問】
今後のサークル活動について教えて下さい。

【回答】
ゲームは同人ゲーム第一作の移植作
『薄明のアジール Dusk Asylum』をリリースする予定です。
小説の方は商業でのオリジナル第一作『落下症候群』を
大々的に加筆修正して電子書籍で刊行する予定です。
（電子書籍を出すのは同人です）


【質問】
これから小説を書きたいと思っておられる方々に、
何か一言お願いします。

【回答】
まず何となくでいいので書いてみましょう。
その後で読み返して、自分が書きたいのは何なのか考えましょう。


【質問】
最後に、このインタビューをご覧の方に、何か一言お願いします。

【回答】
眼を通してくれた人に、何かいいことがありますように。


granatさん、この度はお忙しいところを
わざわざ当サイトのインタビューにお時間を割いて頂き
有難う御座いましたm(__)m