電動伝奇堂さんのコラム 01 - キョンタオ試行錯誤中
サークル:ホームページ、過去絵、Twitter、チャーさん、U・Gさん
作品:キョンシー×タオシー
Twitter:感想①、感想②
電動伝奇堂さんのコラム:01、02、03、シナリオの書き方
【元は漫画原作用のシナリオ】
キョンシー×タオシーは元々は某少年誌用に書かれたものでした。
なので今でも「少年漫画っぽい物語を作ろう」というコンセプトの元、 話が作られています。
しかし今でこそ王道少年漫画的なシナリオですが、そこに至るまでは奇妙な道筋があったのです。
【流行りに乗ろうとして迷走】
「ゾンビが流行ってるしゾンビものにしよう」
という単純明快な理由でゾンビもののプロットをまず考えました。おそらく脳のレベルがゾンビ並だったのでしょう。しかし第二次ゾンビブームの昨今、ゾンビネタなんて書き尽くされている。そこで思いついたのが第一次ゾンビブームの頃に流行ってた「キョンシー」と組み合わせることでした。
「ゾンビが再ブーム来たんだ。キョンシーもこれから来るはず!!」
というやはり単純明快な理由でした。
おそらく脳のレベルがキョンシー並だったのでしょう。
こうして、現代の人類も恐竜がガオーと跋扈してた時代は、今と似つかぬネズミのような姿だったように、後のキョンタオとは全く別の「ゾンビVSキョンシー」のプロットが出来上がったのです。
そして自信を持って編集さんに提出しました。
当然、没でした。
【迷走につぐ迷走】
その後はプロットを書いては没を繰り返していました。
恋愛もの以外ならだいたいのジャンルのプロットは書いた気がします。しかしこの無為とも思える日々は決して無駄ではなく、自身の作風に広がりをもたらしました。
そう思ってます。
そう思わないと悲しくなっちゃいそうだからです。
兎にも角にも話をひねることばかり考えていました。
が、ふと気付いたんです。
「やっぱり物語は直球の方が面白くないかな」
こうして、ある種陳腐とも言える直球のボーイ・ミーツ・ガールで始まる王道少年漫画的な「キョンシー×タオシー」のプロットが完成しました。
今までの邪道なプロットと違い「これなら行ける!!」
と自信を持って編集さんに提出しました。
没でした。
【そして同人ゲームに】
とはいえ編集さんが没にした理由もわからなくもない。
良く言えば王道ですが、悪く言えばありきたりな内容。
そこで実際に読んでくださった方々の反応を知りたいと思いました。
なのでかつての月姫のように「同人ゲーム」として、この「キョンシー×タオシー」を出してみることにしたのです。
(つづく)
※オマケ
キョンシー×タオシーの感想、レビュー、口コミを募集します。
HP、ブログ、ツイッター、ニコニコの実況動画、
pixivのイラスト+キャプチャ、エロスケなどなど。
レビューしてくださった方には夏コミで配布予定の
『キョンシー×タオシー第二部』をデータ形式で無料ブレゼント!
(第一部=4章まではHPで体験版として公開予定)
↑体験版を遊んでみよう
↑C87(2014年冬コミ)お品書き
↑【キョンシー×タオシー】さんどいっち【電動伝奇堂】
↑【キョンシー×タオシー】鬼弾【電動伝奇堂】
個人、同人の創作ブログ更新情報
- ゲーム制作者様 - 丹下さんの連載コラム
-
超お勧めのサークルさん!何でフリーゲームなのか分からないくらいクオリティの高い、フルボイスのADV作品を制作されておられます(*゚∀゚)=3 サークル結成時から、作品完成までのお話を書いて頂きました。
- ゲーム制作者様 - カンナさんの連載コラム
-
趣味でノベルゲームの制作をされておられる「革命前夜」の漫画描きさんヾ(*´∀`*)ノ ゲーム制作のきっかけから、色々と試行錯誤されていたお話を書いて頂きました。
- レビュアー様 - 道玄斎さんの連載コラム
-
「久住女中本舗」というブログでフリーノベルのレビューを昔からされておられ、ゲーム素材のポータル運営など、幅広く活動されておられる凄い方。
- ゲーム制作者様 - 電動伝奇堂さんの連載コラム
-
フルボイスでめっちゃ動く、オリジナル中華風現代伝奇ノベルゲーム「キョンシー×タオシー」の制作者さん。序盤の迷走から、何故キョンシーなのか?など、様々なお話を頂いております。
- ゲーム制作者様 - 夢幻台さんの連載コラム
-
ツクールを使ってのゲーム制作者、通称「ツクラー」の端くれです。ツクール歴は20年を迎え、個人制作作品は今現在12作品公開させていただいております。複数の方との共同制作、いわゆるコラボ作品「格ツクコンチェルト プロジェクト2D」や「ツクール×スクール」なども制作させて頂きました。
- ゲーム制作者様 - ふしぎの国ねこ横町さん番地さんの連載コラム
-
ジャンルに囚われない作品制作を目指す、男女二人から成る創作サークルです。アドベンチャーゲーム・サウンドノベルゲーム・ドラマCD・シチュエーションCDと徐々に作品の幅を広げています。結成からまだ2年と短くはありますが様々な物事にチャレンジしていきたいと思っています。
- ゲーム制作者様 - granat 館山緑さんの連載コラム
-
ゲームシナリオライター、小説家です。アホほど分岐の多い、陰気なテキスト系ゲームを制作しています。陰気、分岐、青春を目指しています。