【カガミハラ/ジャスティス】――これは戦争だ。

カガミハラジャスティス

カガミハラ/ジャスティス
作者様:Twitter
その他:感想インタビュー
作品:カガミハラ/ジャスティスイハナシの魔女


「ヒーローと悪の組織、誰が正義で、誰が悪か!?」




2022年09月11日まで、Switch版の「カガミハラ/ジャスティス」が50%OFFのセール中!




●2021年04月05日(月)

改めてこの記事を見返してみましたが、少し感慨深いものがありますね。

自分が初めてプレイしたのは2012年の終わりか2013年の最初の頃だったかと思うんですが、それから数えるともう8年以上ですよ。

普通の同人ゲームであれば、物語の流れで続編を匂わす話があっても、途中で開発中止になったり、もしくは同人サークルが閉鎖されてしまったりしてもおかしくないものなんですが、見事に物語も完結させて、今では任天堂Switchでも配信されているという、本当に「良い作品を有難う御座いましたと」お伝えしたくなります。

朧気ながら覚えている記憶で、今でこそ言えるんですが、初めて体験版をプレイさせて頂いて、コミケで続編を手に入れた時は、こんなに面白いゲームなのに、コミケで見かけたサークルスペースでは、あんまり流行ってそうな感じが見られなかったので、内心では少しあれ?と思ってました。

もしかすると、カガミハラ/ジャスティスを面白いと思っているのは少数派なのか?とも思っていたんですが、ネットで作品の評価を調べてみると、今ではそうでは無かったという事も分かってますので、やっぱりあの頃は、まだあまり知られていなかった時期なんでしょうね。

Twitterでは、新作の準備が進んでいるとの話も耳にしておりますので、フラガリアさんの今後の活躍を楽しみにしております。




【追伸】
↓に、以前プレイさせて頂いた時の感想や、作者様に行わせて頂いた簡単なインタビューなんかもありますので、もし良かったらご覧になって頂ければと思います。


●あらすじ

某県某市の鏡原高校では、ヒーローと悪の組織が
学校の支配権をめぐる戦いが繰り広げられていた。
主人公の村上太陽はそんな学校で、あっちこっちで事件に巻き込まれることに。
事件を追ううちに「正義と悪がいがみ合う」という構図の裏に潜む、
本当の敵を見つけてしまう。
●ストーリー

転校生の村上太陽は元ひきこもりの高校二年。
転校先の鏡原高校で新しい生活を夢見ていた。
ところが、突如現れた「悪の軍団」に夢は脆くも砕かれる。
今にも支配されんとする学校。
もはやこれまでかというそのとき。

正義の戦隊ヒーローが登場する。

青春を送るはずだった学校には正義と悪が存在していた。
「一年前」をキーワードに繰り広げられる覇権争い。

すべてはこの世界を取り巻く
「流れ」の引き起こした結末だった。
カガミハラジャスティス - 画像②




●制作

「フラガリア」さん






●感想をTwitterでつぶやいてみよう!

体験版・製品版をプレイされた方は
是非一度Twitterでツイートしてみて下さい♪


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カガミハラ/ジャスティス - 感想、レビュー

ノベル系ゲームの場合、物語が大事になるので
その物語を活かす為のあらすじとか、
作品の世界に引き込まれるまでの設定の部分が長くなってしまう事もありますが、
少なくともこの作品では、かなり序盤から物語の世界に引き込まれる事になって、
終始楽しませて頂きました(^^)

内容的にも学校が舞台となるので、
世界観がわかり易かったというのもあったと思いますが、
とても読みやすい。

どうして学校に怪人がいるのか、
どうして風紀委員長があんなコスチュームを着て
あんな事をしているのかについては疑問ではありましたが(笑)


カガミハラジャスティス - 怪人


この作品を楽しませて頂いて、
僕が作者のフラガリアさんに思った事が幾つかあります。
それは、


「この作品(作者様)に僕の心は弄ばれました…」
「最後まで騙してくれるなら、こんな子になら
掌の上で踊らされているのもいいかも…」


この作品は、当初思っていたより、とても奥が深い作品です。
フラガリアさんの次回作にも超期待しております!
今は、来週製品版が届くのを楽しみにさせて頂きつつ
まだ見ぬ良作を探しながら日々の更新を
続けていきたいと思いますm(__)m

感動とかは全くしなかったですけど、
メチャクチャ面白かったですヾ(*´∀`*)ノ


カガミハラジャスティス - 八月一日宮 遥




●2014年2月17日(月)

「子供と◯◯と◯◯の話? 決定版」を購入して
体験版の続きをやっていなかったので
夕方ぐらいからぶっ続けでプレイしていたら
全く予想していなかったとんでも展開が…
でも面白いw

ヒーロー
 ↓
戦隊モノ
 ↓
何となく想像はつく
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ではない!
やってみないと絶対分からない面白さがココにあります!




●2015年12月21日(月)

コミケ(C87) で、第二部「子供と大人と◯◯の話」を手に入れておりましたので、
遅くなりましたけども先週くらいから
毎日ちょこちょことプレイさせて貰っています。
感想ですが、メチャクチャ面白い!
このクオリティの作品を500円で頒布して下さっておられるフラガリアさんには、
本当に感謝です!とってもお買い得でした。

第二部には「橘常葉編」「楠木あかね編」「柊乃亜編」「八月一日宮遥編」が収録。
パッと見では各登場人物毎の視点になるだけかなと思われますが、
全ての話に驚きがある。

長編作品の場合、説明の文が長くて途中でダレてきたりする事もありますが、
カガミハラジャスティスに関しては、
最初から最後までずっと楽しい気持ちでいる事が出来て、
そこもまた凄いと思う。
(単に自分が好きなだけかもしれませんが)

第三部も、そしてその次の作品に関しましても、
体験版から遊んできて、シナリオの作りがとても気に入ってしまいましたので、
今後もファンとして応援していきたいと思いました。


子供と大人と〇〇の話

↑第二部「ー子供と大人と〇〇の話ー」完結編




●2015.12.25

引き続きプレイさせてもらっております! 現在は「橘常葉編」と「楠木あかね編」を終えて、「柊乃亜編」に突入したところです。
「橘常葉編」については、キャラが目立っていたこともあって興味はあったものの、
「楠木あかね編」の方には特に興味を抱いてはおりませんでした。
ですが、これもまた想像以上のシナリオで素晴らしかった。
…何度も同じ話で申し訳ないのですが、この作品は本当に500円でいいのだろうか?

未プレイの方には、是非とも体験版の方をプレイして頂きたいです。
本当に面白いんですよ…(;´∀`)




第二部の後半「八月一日宮遥編」では、遥と村上、村上姉について触れられていて、途中からよく分からなくなってしまった村上の事が、少し分かってきた。

ちなみに自分は、若くて可愛い村上姉が大好きです。

第3部では、風紀委員長の悪役版衣装の秘密が明かされました。

他の悪役達は、渡された衣装を着ていたんでしょうが、委員長のやつは自前でしょうからね。

それにしても、第3部を読んでまた思いましたが、素晴らしい物語を創れる方達は本当に物凄い。

というか賢い。

それに知識がとても豊富。

自分だったら、シガツの話は考えもつかないし、きっと書こうとも思わなかったでしょう。

専門的な話に関しても、調査としての勉強や、ある程度は想像だとしても、それを上手く形に出来るのが凄い。

メインの物語を完成へと導くまでの過程が壮大だった。

というか、カガミハラ/ジャスティスは章を重ねる毎に話が深く重くなってくる。

フラガリアさんの実力には、度々驚ろかさせられます。

戦争の話は難しい。

自分が神様にチートをもらって、最強な存在になったとしても無理な気がする。

しかし、神様的な力を持った存在に協力してもらう事が可能なら…。

最後の最後で、またまたスケールが大きな話になってきた。




●ちょっと思ったこと

八月、四月、六月と、とても特徴的な名前が多いですね(笑)

他のレビューサイトさんでは、僕みたいに絶賛しているところもあるのですが、
辛口なコメントのところもありましたので、
やっぱり感想は人それぞれですね。

でも、物語については本当に良かったと思います!
機能とか見せ方とかそういうのは置いといて、
単純に面白いか面白くないかで判断したら
絶対面白いと思う!!!

※注意
あくまで、個人的な感想です。




●「ー子供と大人と〇〇の話ー」をプレイしてから思ったこと

作者は神かもしれません…。
「ひぐらしのなく頃に」を思い出します。

制作者様インタビュー

●2013年2月26日(火)

フラガリア様のインタビュー記事を掲載させて頂きましたヾ(*´∀`*)ノ




【質問】
作品の制作期間について教えて下さい。

【回答】
16ヶ月です




【質問】
制作にあたって、途中困った事、問題等はありましたか?

【回答】
たくさんありました。
お話の情報を内部で共有するために資料を作るところでまず苦労しました。
納得できる設定にするよう調べ物をして、その結果をまた議論したりの連続でした。
ライターは同じ話を三回くらい書き直してげんなりしたときもありましたし、
絵師はキャラデザのラフを十種類以上作ったこともあります。
あと、彩色が間に合わずにみんなで色を塗ったりもしました。




【質問】
この作品を制作される事になられたきっかけはなんでしょうか?

【回答】
大きい作品を作りたいな、と思ったからです。
時代の流れを完全に無視する形になりましたが、
バーンとやってみたかったんです。




【質問】
制作には、何名くらいの方が携わっておられますか?


【回答】
4?10名です。
ちょっとだけ手伝ってもらってる人もいれば、
コアで尽きっきりで頑張る人もいます。




【質問】
制作者様は、ゲームの制作を始められてから、どのくらいになられますでしょうか?

【回答】
人によってまちまちですが3?5年くらいだと思います。
ずっと作り続けてきたわけではなくて、たまに作る感じでした。




【質問】
ゲームを作るのは楽しいでしょうか?

【回答】
うまくいっているときは楽しいです。
うまくいかないと辛いだけです。




【質問】
ゲームを作るのは、やっぱり難しいでしょうか?

【回答】
作るのは簡単だと思います。
こういうのにしたいな?
という理想を具現化するのが死ぬほど難しいです。




【質問】
ゲーム制作の上で、最低限必要な能力を挙げるとすればどんな事が考えられますか?

【回答】
分析する力かなと思います。
なんで面白いのかを考えないといけないからです。




【質問】
ゲーム制作において、使用されているツール・ソフト等があれば
教えて頂けましたら幸いです。

【回答】
エンジンは吉里吉里です。
あとは絵を描くのにphotoshopとかです。




【質問】
ゲーム制作にあたり、気をつけておかないとまずいものを
3つ挙げるとすれば何になりますでしょうか?
(個人的な感想で結構ですので)

【回答】
・円満な人間関係
・締め切り
・心身の健康




【質問】
これからゲームの制作者さんになりたいと思ったら、まず何から始めれば良いでしょうか?

【回答】
手を動かすことだと思います。
最初は何でもいいから手を動かしてみて、いろいろやってみるのがよいと思います。




【質問】
フリーゲーム、同人ゲームの世界は、今後どうなっていくと思われますでしょうか?

【回答】
制作者の人口も増えていますし、クオリティも上がってます。
従来型の非課金ゲームは、商業から同人へ移っていくのではないでしょうか。




【質問】
フリーゲーム、もしくは同人ゲームで好きな作品、
神ゲーと思う作品があれば教えて下さい。

【回答】
彼方のトケイ、ひまわりアクアアフター、N.E.D.E、
夏セミ少女、遠隔戦区 / remote : OPERA
(ぱっと思いついたものだけ書きました。他にもいっぱいあります)




【質問】
ライバルサークル、目標にされているサークルはありますか?

【回答】
ヨツツジエコーさんのところを目標にしています。
元気があってすごいなぁと。
うちは元気がないからなぁと。。。




【質問】
制作者様の1日について教えて下さい。

【回答】 夜8?24時に帰宅して0?2時間くらい制作にあてます。
本当日によってばらばらです。




【質問】
制作者様の夢、目標等がありましたら、教えて頂けましたら幸いです。

【回答】
夢は二次創作してもらえるようなものをつくること。
目標は赤字を出さないことです。




【質問】
今後のサークル活動について教えて下さい。

【回答】
続編を作ります!




【質問】
これからゲームを作りたいと思っておられる方々に、何か一言お願いします。

【回答】
心に残ったゲームというのをひとつ決めて、
それをことあるごとに思い出すようにすると
初心を忘れにくくなります。




【質問】
最後に、このインタビューをご覧の方に、何か一言お願いします。

【回答】
まさか最後まで見てくれる人がいるとは思いませんでした。
ありがとうございます。




有難う御座いました(^^)

インタビューで回答を頂きました
「制作にあたって、途中困った事、問題等はありましたか?」に関しましては、
まさにチームワークの結晶の作品!的な感じがしますねヾ(*´∀`*)ノ

ホームページも何かカッコイイですし、
同人の世界も、フラガリアさんやヨツツジエコーさんみたいに
元気なサークルさんが生まれやすい環境になってきたかもです♪

もしコミケかどこかでお会いする機会がありましたら、
その時は是非ご挨拶させて下さい!
何卒宜しくお願い致します。

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