電動伝奇堂さんのコラム 01 - キョンタオ試行錯誤中



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作品:キョンシー×タオシー
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電動伝奇堂さんのコラム:010203シナリオの書き方




【元は漫画原作用のシナリオ】

キョンシー×タオシーは元々は某少年誌用に書かれたものでした。
なので今でも「少年漫画っぽい物語を作ろう」というコンセプトの元、 話が作られています。

しかし今でこそ王道少年漫画的なシナリオですが、そこに至るまでは奇妙な道筋があったのです。




【流行りに乗ろうとして迷走】

「ゾンビが流行ってるしゾンビものにしよう」
という単純明快な理由でゾンビもののプロットをまず考えました。おそらく脳のレベルがゾンビ並だったのでしょう。しかし第二次ゾンビブームの昨今、ゾンビネタなんて書き尽くされている。そこで思いついたのが第一次ゾンビブームの頃に流行ってた「キョンシー」と組み合わせることでした。

「ゾンビが再ブーム来たんだ。キョンシーもこれから来るはず!!」
というやはり単純明快な理由でした。
おそらく脳のレベルがキョンシー並だったのでしょう。

こうして、現代の人類も恐竜がガオーと跋扈してた時代は、今と似つかぬネズミのような姿だったように、後のキョンタオとは全く別の「ゾンビVSキョンシー」のプロットが出来上がったのです。
そして自信を持って編集さんに提出しました。




当然、没でした。




【迷走につぐ迷走】

その後はプロットを書いては没を繰り返していました。
恋愛もの以外ならだいたいのジャンルのプロットは書いた気がします。しかしこの無為とも思える日々は決して無駄ではなく、自身の作風に広がりをもたらしました。
そう思ってます。
そう思わないと悲しくなっちゃいそうだからです。

兎にも角にも話をひねることばかり考えていました。
が、ふと気付いたんです。

「やっぱり物語は直球の方が面白くないかな」

こうして、ある種陳腐とも言える直球のボーイ・ミーツ・ガールで始まる王道少年漫画的な「キョンシー×タオシー」のプロットが完成しました。

今までの邪道なプロットと違い「これなら行ける!!」
と自信を持って編集さんに提出しました。




没でした。




【そして同人ゲームに】

とはいえ編集さんが没にした理由もわからなくもない。
良く言えば王道ですが、悪く言えばありきたりな内容。
そこで実際に読んでくださった方々の反応を知りたいと思いました。
なのでかつての月姫のように「同人ゲーム」として、この「キョンシー×タオシー」を出してみることにしたのです。

(つづく)




※オマケ



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ゲームシナリオライター、小説家です。アホほど分岐の多い、陰気なテキスト系ゲームを制作しています。陰気、分岐、青春を目指しています。

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