「ふしぎの国ねこ横町さん番地」さんに、コラム記事を書いて頂きました(*ﾟ∀ﾟ)=3

作者様：ホームページ、ブログ、作品一覧、Twitter、公式wiki
Tw（李出）、Tw（Elise）、Tw（玄天）
作品：七草がゆく！、Alice in Dreamworld、砂之時計、ジャングルジムに棲む神様
ふしぎの国ねこ横町さん番地さんのコラム：01、02、03、04、05

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●ごあいさつ




李出　：
　皆様こんにちは。
　創作サークル「ふしぎの国ねこ横町さん番地」代表の李出辺里と申します。
　この度は大変ありがいことにこの場をお借りしてコラムを連載させていただくこととなりました。
　お付き合いくだされば幸いです。





Elise　：
　副代表のEliseです。
　物書きですけどこういう文章を書くのは得意じゃないです。がんばります。

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●「ふしぎの国ねこ横町さん番地」とは...

李出　：
　李出辺里（いで ほとり）とElise（エリーゼ）の二人により2013年に結成されたサークルです。
　同人ゲームやドラマCDを主に制作しておりますが、
　その派生として近頃はシチュエーションCDなどにも着手しています。

Elise　：
　私が書きたいって言いました。
　色んな媒体で色んなことを表現していきたいです。

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●メンバーの役割

李出　：
　わたくし李出は制作の統括やスケジュール管理などを行っております。

Elise　：
　私は原案・シナリオ・演出とかをやってます。

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●作品を「制作段階」に持って行くまで

李出　：
　実を言うと企画原案には一切携わっていません。
　「こういうの作りたい」という話はたまに聞きます。

Elise　：
　「こういうの作りたい」と李出さんに言っても「いいね」しか返ってきません。
　やりたいことをやらせてくれます。

李出　：
　Eliseはジャンルに囚われない発想をする人なので、
　野放しにしていても色んなことにチャレンジしていきます。
　しかし女性ながら「男性向け作りたい」と言い出したときは驚きました。

Elise　：
　「こういうの作りたい」からは「書いたから読んで」までは、
　行き詰まったりしても“相談”することはないですね。

李出　：
　相談はされませんね。
　「今こういうの書いてるんだけど?」という切り出しをしてきて、
　現状出来ている構成を語ってきます。私は聞いているだけです。
　こちらからアイデアを出すことも滅多にありません。

Elise　：
　だいたい行き詰まったらそこで作業を中断します。
　アイデアは出そうと思って出るもんじゃないと思っているので、
　そのうち「ポロッ」と出てくるまで他のことをしてます。
　無理に進めても『無理して書いたシーン』になるだけで、
　後で読み返したときに必ず違和感が生じてくるんですよね。

李出　：
　そうして時には何年もかけて、やっとの思いでシナリオ第一形態が完成します。
　ちなみにですが、「Alice in Dreamworld」は何年かけて書いたお話ですか？

Elise　：
　知らないです。寝かせていた期間もあるので。
　何ヶ月か経って物語を忘れた自分が『読者兼編集者』になり、あれこれ突っ込んだりする。
　という行程を必ず挟んでいるので、実際の『執筆期間』はぶっちゃけわかりません。

李出　：
　現に二年前から何度も校正を重ねているシナリオや、
　書き上げてから一年以上寝かせているシナリオもありますね。
　では「Alice in Dreamworld」は寝かせている期間も含めて何年かけたのですか？

Elise　：
　五年ですかね。

李出　：
　長い。

Elise：
　「制作段階」に入ってから校正したりもしたので、それも含めると七年です。

李出　：
　よく腐らないですね。

Elise　：
　腐った部分は取り除いてます。

李出　：
　それが「校正」というわけですね。

Elise　：
　話が脱線しましたが、「制作段階」に入る前にまずはこうしてシナリオ第一形態が完成します。
　シナリオと演出の約半分がこの段階で終わってます。

李出　：
　ここで第一の読者である私の登場です。
　書いている本人だと意外に気付かない矛盾点や、わかりづらい表現などを指摘します。

Elise　：
　よくあるのはＡの質問に対しＡが答えていたりする根本的なミスです。

李出　：
　近頃はスクリプト・音響編集もかじり始めたので、
　Eliseの希望する媒体において、シナリオ上の演出のどれが再現可能であるかも確認しています。

Elise　：
　ドラマCDではよく演出面でのダメ出しをもらいます。
　物語を考える上での思考ベースが動きのあるアニメ寄りなので、
　『音』だけで表現するには難しくなってしまうことが多々あります。

李出　：
　そうして『他者の意見を参考に校正したシナリオ』がシナリオ第二形態となります。
　ここまで来るうちに、だいたいその作品のホームページも完成してます。

Elise：
　知らないうちに李出さんがデザインしてくれてます。
　最近ではロゴも勝手に作ります。

李出　：
　この辺でスケジュールを組み始め、スタッフの依頼・募集の準備をするわけですね。
　ここでやっと「制作段階」に踏み込みます。

Elise　：
　二人の間であれやこれやしているうちは「制作」に入らないんじゃないかなーと思ってます。
　だって、いつ何があってそれが公の場に出なくなるかわからないですから。
　「この物語が作品として確実に完成し、確実に公開される」くらいの自信を持って公の場に出してからが「制作」と思ってます。
　他に人員が必要ない作品なんかは、まさに「ポッと出来た」くらいの感覚です。

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●終わりに

李出　：
　第一回目のコラムとなりましたが、いかがでしたでしょうか。
　実際に二人で対話しながらの執筆となりました。

Elise　：
　私が書きました。

李出　：
　もし「こういうことが聞きたい」というのがありましたら、
　Twitterやメールフォームなどからお聞かせください。
　見ている人のご要望に添ったコラムを書いていけたらと思っています。

Elise　：
　会話を文章にするだけなので結構楽です。ありがとうございました。

（つづく）

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※オマケ