デスポンさんのコラム 03「感想を受信する心構え」

デスポンさんのコラム 03

作者様：ホームページ、ブログ、Twitter
作品：BloodyAlice、BloodyAliceCHANGE THE ORDER、
おとぎの国のねことうさぎ（インタビュー付き）
デスポンさんのコラム：01、02、03、04、05、06、07

●感想を受信する心構え

こんにちは、デスポンと申します。
こちらのコラムも第３回となりました。
こうやって定期的に何かを発信させて頂けるというのは本当にありがたい話です。

さて、今回のネタは前回前振りした
・感想を受けるときの心構え
・人からの意見って欲しい
という２つについて書いていきます。

作品を公開し感想が貰えた場合ですが、そこには必ず付き物なのが批判的なコメントです。時には攻撃的なコメントがメールで飛んで来たりして、耐性がないと結構傷ついてしまいます。
僕が最初にやられたのは小学生のときで、当時一緒にツクールで遊んでいた友人もやられており二人で凹んだ記憶があります。
てすがこういったものも心構え次第で耐性をアップさせるどころか回復効果に変更することすら可能です。

まず批判は２つに分けることができます。

・意味のない批判

「○○は糞。すぐに公開をやめるべき！」などとりあえず暴言が飛んできているタイプ。批判というよりは単純に攻撃ですね。
やられるとカチンとしますし、ダメージもあるとは思いますが、これらの批判には「なぜ糞なのか？」というような事が全然書かれていないため、こちらがそれに対して何か対応することは出来ません。
ぶっちゃけてしまえば中身のないものです。そう考えるといささか落ち着きます。
しかし大量にやられるとダメージが累積するので、しつこく喰らう場合はメールアドレスの変更などで逃げるのも必要でしょう。

・しっかりとした批判

「○○によって××の要素が崩れてしまっているため、△△が生かしきれていないので駄作ですね。」など、どうしてダメだったのかが書かれた上で、辛辣な言葉で締められているタイプのコメントです。
こういった内容は自分の盲点を突かれている場合が多いため、納得できるほどダメージを受けたり、イラっとしたりするんじゃないかと思います。
しかしこれを「ただの批判」として受け取り、「知らんヤツが勝手に言っていることだ。」と自分に言い聞かせながら握りつぶしてしまうのは大変勿体ないです。
これらの感想からは、自分や身内などだけでテストプレイしていると発見できないような事が分かるなど良い面の方が圧倒的に多く、真摯に受け止めて「貴重なご意見ありがとうございます。」という気持ちで受け止めましょう。
ダメージどころかHPが回復します。

しかし、こういったことを文字で理解していても、いざ始めて作った作品とかでネガティブなコメントが来ると辛いってのはあると思います。
また前回のコラムで書いたように感想がなくてどうしようもないとき。そういうときにどーするのがいいのか。それは創作の話ができる友人を作ることです。

これ重要です。友達は居たとしても創作について話せる友達って少ないと思います。
なので創作に関しての愚痴とかを吐きだせない事ってあるのではないかと。
しかし創作をやっている仲間が居ると互いに色々なことを言い合えるのですごくいいです。
これに関してはその相手は同じゲームを作ってなくてもいいです。むしろジャンルが違う創作者(絵とか音楽とか)の友人だと愚痴の内容が被ったりもしないなどのメリットがあります。
ちなみにデスポンさんは創作の友人として長く続いている人が２人居ます。
１人はBloodyAliceなどで絵を担当しているu_nで、もう１人は小学生時代からの友人で絵と歌の両方で活動をしている方です。
どっちもゲーム製作者ではないですね。
昔はゲーム製作者の仲間も居たのですが、高校受験などを切っ掛けにツクールから卒業してしまったりとかなんとかで最近はメッキリと減ってしまいました。
もしもこんなデスポンさんとお友達になってやるよというゲーム製作者さんがいらっしゃれば絡んでくれると大変嬉しい限りです。
勿論ゲーム製作以外の創作をしている方でもいいですよ！

話が少し逸れましたが他ジャンルの製作者に作品を見て貰うと、他ジャンル創作者ならではの意見が貰える場合もあります。
例えば「○○って当たり前みたいになってるけど、それ完全にゲームやる人だけの考えだよね。」みたいなヤツです。
確かにフリゲなんかでは「作ってる人」「フリゲが好きな人」がプレイ対象になりがちです。特にツクール製ゲームなどは数が多いこともあり、起動方法が書かれてないものが結構有りますよね。
最近は実況などから入って来た今までフリゲをやっていない新客の人達もこの界隈に現れているのではないかと思います。
そうなったときに自分達の独りよがりにならないためには、日ごろからその界隈に居ない人の意見というのは大事です。
そのうえで意見を言ってくれる人が、同じ創作者であると別視点の創作をしている人ならではのアイデアがあったり、意見がポイントをおさえられてなどします。
ですので、こういった友人を持つのは大切です。

さて、長くなってしまいました。
次回はゲームを公開するときってどうすればいいの？って話をしたいと思います。

（つづく）

●感想をTwitterでつぶやいてみよう！

このコラムをご覧になられた方は
是非一度Twitterで感想をつぶやいてみて下さい♪

また、内容について気になるところがありましたら、「デスポン」さんに
直接聞いてみたりしてみるのも面白いかもですしね(*ﾟ∀ﾟ)=3
（制作者さんとの距離が近いのも同人の良いところｗ）

※オマケ