道玄斎さんのコラム 第一回「レビューへの期待値」

サークル：久住女中本舗、Novelers' Material、Novelers cafe、Twitter
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※道玄斎さんとは？
「久住女中本舗」という、フリーノベルゲームのレビューをずっと昔からされておられる、僕が目標としているレビュアーさんの一人です。

ゲーム制作の支援サイト も共同で運営されておられたり、制作者さんとプレイヤーを繋ぐ コミュニティ を作られたりと、幅広く活動されておられる凄い方。

特に、コミュニティ の方は複数のサークルさんが加盟されていて、5年以上も前から今もなお動いているのが凄い…。

いや?、面白くなってきました(*ﾟ∀ﾟ)=3

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■ごあいさつ

道玄斎と申します。
ご存じのかたはあまりいないと思うのですが、もっぱらフリーのノベルゲームのレビューを自分のブログにて綴っております。
その意味では無料ゲーム.comさんと同業者なのです。

今回、ちょっとご縁があり、無料ゲーム.comさんとお話するなかで、「コラムを書かせて頂く」ということになりました。

普段、自分のブログでは「宣伝とかせず、草の根活動をするんだ」といつも言っているのですが、根が、結構「出たがり」なものですから、「こうやって、たまに外に出ていってみるのもいいかも……！」と思ってしまったわけです。

それはさておき、無料ゲーム.comさんに掲載されているコラム、すごく面白いですよね！プロのマンガ家さんであり、フリーのノベルゲーム制作者である 「カンナ」さん連載 も楽しみですし、「丹下」さんのコラム も、「共同制作あるあるネタ」をこれでもか、と網羅し、そしてそれを一歩引いた視点で綴ってあるのが、本当に面白い。

そうした、ビッグネームのコラム連載のなかで、どうにも自分のコラムはパッとしないだろうなぁ、とは思うのですが、頑張って書かせて頂きたく思います。

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■レビューへの期待値

今、カンナさん、そして丹下さんのコラムについて触れましたが、なぜ、カンナさんと丹下さんがコラムを書いているのか、といえば、彼らが「実績のある制作者」だからです。


「あの作品を作った人のコラムだったら、読みてぇな！」

「あの人がコラムを書く！？　だったら読まなきゃ！」


って、思いますよね？
だから、


「ゲームのレビューやってるヤツ？　んなのどうでもいいよ」


と、思う人がいても、ちっとも不思議じゃありません。

けど、ちょっと待ってください。
「ゲームのレビュー」をする人って、すごく嫌われてません？
実際に、ゲームのレビューを公開している人ならわかって頂けると思うのですが、苦情のメール、なんてのも結構くるのです。

「お前も、お前の書くものも気に入らんっ！　けしからん！」

というメールを、私も何件もらったことか……。
作品をほめれば「提灯持ちめっ！」と怒られ、気になる点を指摘すると「ディスってんじゃねーよ！」と怒られるのです。

「素人が書く批評なんてちゃんちゃらおかしいぜ！」という人もいます。つまり、「プロの批評家でない素人が、作品を批評するな」という立場の人ですね。

もちろん、ちゃんと理由のある苦情もあります。
「ネタバレするなよ！」とか、「脱線ばっかりしてて、結局自分語りになってるじゃねーか！」とか（これは、私の場合だけかな）。
けど、私たちに向けられる批判は、「生理的、感覚的になんか嫌い」というものも多いのです。

さらに、「ゲームレビューをする人を観察して叩くスレッド」が、某掲示板にあったことを考えても、実は、意外なほど「ゲームのレビューをする人」（もうレビュワーと呼びましょう）に対する関心、というのは高いようです。

それも「制作者」に対する関心が「正の関心」だとすれば、「負の関心」とでもいうべき方向で、です。
その意味で、先ほどの苦情も、レビューに対する期待の裏返し、とも考えられるわけです。

そうしたマイナス方向への関心に対して、一人のレビュワーとして真っ向から応えることが出来たら。
その虚像と実像の一端を、無料ゲーム.comさんという「外の場」でお伝えすることが出来れば……。
その気持ちが、今回のコラム執筆への大きな原動力となりました。

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■コラムの説明

幸い、私は ゲーム素材のポータルサイト（Novelers' Material） の責任者もやらせて頂いていますし、自分自身もゲームレビューがきっかけとなり、BGMなども制作するようになりました。
また、色々な人との交流のなかで、ゲーム制作そのものに関わらせて頂くこともあり、その苦労や問題、そして楽しみや喜びも、皆さんと共有できるはずです。

ですので、ゲームのレビューというものを軸にしながら、広くゲーム制作に関するコラムを作っていけるのでは？と思っています。

私のコラムは、「読者参加型」とでもいいましょうか、「レビュワーに対する読者の皆様からの素朴な生の声」にお答えする形で作っていくものになります。

なので、是非、ご意見やご質問などドシドシお寄せ頂ければ幸いです。
それに回答しながら、脱線したり（いつもの私のクセですね）して、コラムを作っていきます。


「俺、意地の悪い質問しちゃうよ？」


ってなかたも、大歓迎です。
全ての質問にお答え出来るとは申しませんが、なるべく頑張ってお答えいたします！

おそらく、すぐには質問も集まらないでしょうから、その間は「レビューにまつわる普通のコラム」なんかも書いていこうかと計画もしています。

どうぞ、これから少しのあいだ、お付き合いくだされば幸いです。


※今回は、「外での活動」ということで、いつも自分のブログでは使ってしまう、ヘンテコな漢字や、旧字、旧仮名遣いなどの使用は極力やめようと思っています。ご理解ください。
（つづく）

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