「Studio F#」さんの連載コラム

作者様：ホームページ、ブログ、ニコ生、Twitter
作品：天使の証（体験版）、シュガードロップ・ブレイクアウト
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■本文シナリオを流し込む

いよいよ本文を流し込んでみましょう。

data/scenario/content/chapter1/1.ks




というファイルを開いてみましょう。
あ、.ksというのは吉里吉里のKAGファイルですよ、という拡張子なので、お使いのテキストエディタで開くように設定してやると便利だと思います。

デフォルトで収録されているファイルは、どれも書き換えて使えるひな形になっています。
実際どんな風に再生されるかは、一番上のディレクトリにある「krkr.eXe」を開くとみることが出来ますよ。




開くとこんな感じ。
大きく３ブロックに分けて、役割を解説します。

（１）冒頭ブロック
シーンが始まるときの背景や立ち絵、流れるBGMなどを指定します。
ここは、基本的にひな形内に書いてある、背景やBGM、立ち絵などの指定をしてください。

（２）本文ブロック
ここにタグをつけた本文を流し込みます。
ここがシナリオ流し込み作業のメイン領域！

（３）終了ブロック
シーン終了後、次どのシーンにジャンプするかを指定します。
ここは、次のシーンのファイル名だけ指定すれば大丈夫です。

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■シナリオひな形

鱧天アーカイブに標準で入っているシナリオデータは、どれもシナリオのひな形として利用していただけるつもりで作っております。シナリオファイル内にコメント（;で始まる行がコメントです）としてある程度解説をいれてありますので、基本的にはそれを見ながら、使いたいブロックをコピペ＆書き換えで、ご自分のシナリオに置き換えていって頂ければと思います。

鱧天アーカイブ内に、組み立て見本＆コーディングのひな形となるシナリオデータと、本文部分を白紙にしたデータを両方入れておきますので、適宜利用してください。
とりあえずは、実装されている組み立て見本の文字部分のみ書き換えて、どんな風に動作するかとかを見ていただくのも良いと思います。


この後は、主に上にあった（２）のブロック内に記述する、シナリオスクリプトの書き方を解説させていただきますね。

（つづく）

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